【草加市】給与所得者異動届出書、提出先は住所地?記入前に確認したいこと

従業員から退職や転勤の連絡を受けたとき、給与所得者異動届出書をどこへ出せばいいのか、手が止まる場面があります。

地域情報メディア『ソカリズム』のエリア担当ライター、ヨシです。草加市内を車で回る中で、事業所の手続きに関する相談を聞くこともあります。

この記事では、提出先の考え方、退職や転勤による書き分け、記入前にそろえたい情報の順で整理していきます。

目次

給与所得者異動届出書とはどんな書類か

給与所得者異動届出書は、特別徴収をしていた従業員に退職や転勤などの異動があったとき、勤務先が自治体へ出す書類です。

従業員本人が窓口へ持っていく書類ではなく、あくまで事業所側の手続きとして扱われています。

提出が必要になる異動のパターン

見落としやすいのが、異動理由によって書く内容が変わってくる点です。同じ異動届でも、退職と転勤では記入欄が違ってきます。

税額が0円の従業員や、今後徴収する税額がない従業員の異動でも、提出そのものは省略できません。

  • 退職
  • 休職
  • 転勤
  • 転職
  • 死亡

草加市へ提出することになる場合

提出先は勤務先の所在地ではなく、従業員の1月1日現在の住所地の市区町村になります。草加市に住む従業員なら草加市の市民税課です。

今年度の特別徴収を指定している市区町村と、翌年度の給与支払報告書を出した市区町村が違うときは、両方に提出する必要があります。

自分なら、住所地と勤務先の所在地が同じかどうかを、この段階でまず確認するようにしています。

退職したときの徴収方法の分かれ道

退職があったときは、未徴収分をどう扱うかで普通徴収か一括徴収かに分かれます。

1月1日から4月30日までの退職では、一括徴収が原則になっている点も見落としやすいところです。

退職時期扱い
1月から4月一括徴収が原則
5月から12月本人の申出で一括徴収か普通徴収

転勤と転職で変わる書き分け方

転勤と転職は似た場面に見えますが、異動届出書では扱いが変わってきます。

新しい勤務先で特別徴収を続けるかどうかが、実務上いちばんの分かれ道になります。

よく迷うのが、転職先が決まっていない段階での書き方です。決まっていない場合は普通徴収か一括徴収での対応になります。

特別徴収を続ける場合の記入の流れ

特別徴収を続ける場合は、前の勤務先と新しい勤務先で書く欄が分かれています。

個人番号は新しい勤務先が本人から受け取って記入するため、前の勤務先ではあえて空欄にしておきます。

STEP
前の勤務先が上欄を記入

前の勤務先が異動届出書の上欄を記入します。

STEP
新しい勤務先へ送付

前の勤務先から新しい勤務先へ届出書を送付します。

STEP
新しい勤務先が続きを記入

新しい勤務先が個人番号などを記入します。

STEP
草加市へ提出

新しい勤務先が草加市の市民税課へ提出します。

ヨシ

個人番号の扱いだけは焦らず慎重に

普通徴収へ切り替える場合の書き方

普通徴収へ切り替える場合は、異動の事由欄を選んだうえで届出書を提出します。

従業員には特別徴収義務者用の納入書を渡さず、本人宛の納付書を待ってもらう形になります。

一括徴収を選ぶときの取り扱い

一括徴収は、残っている税額をまとめて給与や退職金から差し引く方法です。

12月31日までの退職なら本人の申し出があった場合に義務づけられていて、1月から4月までの退職では申し出がなくても原則になります。

国外へ転出する予定がある従業員は、一括徴収での納入を案内されるケースもあるようです。

記入前にそろえておきたい情報

記入前には、異動の年月日、異動の理由、未徴収税額の扱いをそろえておくと書き直しが減ります。

様式や記入欄の細かな部分は、草加市の公式ページで最新のものを確認しておくと安心です。

個人番号や給与情報を扱う書類なので、共有の仕方にも気をつけておきたいところです。

異動年月日

実際に異動があった日を確認します。

異動の理由

退職や転勤など、該当する理由を確認します。

未徴収税額の扱い

普通徴収か一括徴収かを確認します。

提出のときによくある失敗の例

実際に見てみると、提出先の自治体を勤務先の所在地だけで決めてしまう例が目立ちます。

異動年月日の記載漏れや、徴収方法の選択欄を間違えるミスも起こりやすいところです。

前の勤務先と新しい勤務先で連絡が取れないまま、提出が遅れてしまう場面もあるんですよね。

個別に確認しておきたい注意点

会社の合併や解散、育児休業など、通常の退職や転勤と異なる扱いになる場面もあります。

個別の税額や徴収方法の判断は、事業所だけで決めず、草加市の窓口で確認しておくと安心です。

今日からできる小さな一歩について

この記事を読んで、まず今日やれることがあるとすれば、対象の従業員の異動年月日をメモに残しておくことです。

自分も以前、提出先を思い込みで決めて出し直しになったことがあり、日付と住所地だけは先に確認するようにしています。

今週中に一度、草加市の様式を手元に置いておくだけでも、当日の作業がだいぶ楽になると感じています。ぜひ確認してみてくださいね。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

「ソカリズム」編集長・ヨシ

草加市在住のヨシです。地域情報メディア『ソカリズム』で、地域で暮らす人に役立つ情報を発信しています。

注目記事

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次