【草加市】台風6号への対応は終了|浸水センサと水害時の避難先を確認

2026年6月15日更新:台風6号に伴う草加市の災害対応は終了しています。草加市は6月3日午後3時20分、気象情報と河川水位から今後災害が発生するおそれはないと判断し、災害対策本部体制を廃止しました。この記事は、当時の対応記録と、今後の台風や大雨に備えるための情報として掲載しています。

台風が近づいているとなると、何を確認しておけばいいのか、少し迷いますよね。避難するべきなのか、家にいていいのか、子どもや家族のことを考えると、判断に迷う部分も多いと思います。

地域情報メディア「ソカリズム」で草加エリアを担当しているヨシです。平日は車で市内をよく回っていて、道ごとの水はけや冠水しやすい場所は肌感覚でつかんでいるつもりです。草加市が発信した2026年の台風6号への備えと対応をもとに、今回は「草加に住んでいる人が台風や大雨の前に確認しておきたいこと」をまとめています。

台風6号接近時の草加市の対応、草加市の浸水の特徴、在宅避難の考え方、情報収集の手段の順に書いています。

目次

台風6号は6月2日から3日に草加市へ影響

草加市は2026年6月1日、台風6号の進路によっては、6月2日から3日に雨や風が強くなる可能性があるとして、市民に備えを呼びかけました。

市は6月2日午後11時に水防本部を設置し、気象情報の収集や道路・河川のパトロールを実施しました。6月3日には市内の小中学校が臨時休校となり、一部施設でも休館や行事中止などの対応が取られました。

その後、草加市は気象情報と河川水位から今後災害が発生するおそれはないと判断し、6月3日午後3時20分に災害対策本部体制を廃止しました。

草加市の水害リスクはどのくらいか

草加市は市内に綾瀬川・伝右川・毛長川などが流れており、水のたまりやすい地形です。市内を流れる川だけでなく、利根川や荒川など、草加市から離れた大きな川があふれた場合にも浸水するおそれがあります。

令和5年の台風2号では市内に浸水被害が発生しており、そのときの被害箇所や浸水が発生しやすい場所を中心に、市内43か所へ浸水センサが設置されています。

草加市は、水害時にも建物の2階以上まで浸水する可能性が低いとして、自宅の2階以上へ移動する在宅避難・垂直避難を案内しています。ただし、自宅の場所や建物の状態によって安全性は異なります。ハザードマップで自宅周辺の浸水想定と浸水継続時間を確認しておくことが大切です。

在宅避難と避難所、どちらを選ぶか

草加市の水害時の避難では、自宅で安全を確保できる場合、自宅の2階以上へ移動する垂直避難が選択肢になります。避難所は多くの人が集まるため、混雑やプライバシーの問題も出やすいです。自宅が安全に使える状況なら、在宅避難のほうが現実的な選択になることもあります。

ただし、次のような状況では、浸水の危険がない親戚・知人宅や避難所への避難を検討してください。

  • 自宅に2階以上がない、または2階以上へ移動できない
  • 自宅がハザードマップ上の危険な区域にあり、安全を確保できない
  • 親戚・知人宅への避難も難しい
  • 高齢、障害、体調などの理由で自宅での安全確保が難しい
  • 地震などの被害で自宅が傾いているなど、建物自体に危険がある

すでに道路が冠水している場合や、風雨が激しくなってからの移動は危険です。避難所へ移動する場合は、市の避難情報や周囲の状況を確認し、危険が高まる前に行動してください。

台風前に自宅でできる備えの具体例

窓の鍵の確認や飛散防止フィルムの貼り付け、外に出しっぱなしの物の片付けは、雨や風が強くなる前に動ける範囲で済ませておきたい作業です。側溝や排水溝に枯れ葉や土が詰まっていると、雨水の流れが悪くなることもあります。

断水に備えて飲料水を確保しておくほか、道路が冠水すると下水道管が増水して自宅からの排水がしにくくなる場合もあります。携帯トイレを用意しておくと、いざというときに落ち着いて対応できます。

土のうが必要なときの入手先

草加市では、消防署での土のう配布に加え、市民が自由に土のうを持ち帰れる土のうステーションを設置しています。消防署で受け取る場合は、在庫や受取方法を事前に確認してください。個別配送は行われていないため、自分で運ぶ手段を用意する必要があります。

土のうステーションは、新栄中央公園と工業団地公園の2か所です。24時間利用でき、草加市内に住んでいる人と市内の個人事業者が対象です。一世帯20袋まで持ち出せますが、1袋は約20キログラムあるため、車やカートなどを用意してください。

土のうを用意できない場合は、市が案内している「水のうの作り方」を参考に、ポリ袋などを使って応急的に対策する方法もあります。

浸水の状況はリアルタイムで確認できる

草加市は令和5年台風2号での浸水被害を受けて、市内43か所に浸水センサを設置しています。センサが計測した浸水状況は、ウェブ上でリアルタイムに確認できる仕組みになっています。

わたしが気になるのは、特定の道路が通れるかどうかです。車移動が多い分、冠水している通りに気づかず入ってしまうリスクは正直怖い。外出前に浸水状況を確認することは大切ですが、センサに反応がない道路でも冠水している可能性があります。

冠水している道路には、徒歩でも車でも入らないでください。水深が分からない場所へ車で進入すると、立ち往生や水没につながるおそれがあります。

ヨシ

道が冠水しているか、出る前に確認する。ただし、危ないと思ったら進まないことが大事

台風時に使える情報収集の手段

テレビ・ラジオに加えて、草加市が発信している情報源をおさえておくと動きやすいです。以下の手段が、それぞれ異なる情報を補ってくれます。

草加お知らせメール

避難情報や市からのお知らせをメールで受け取れます。事前に登録しておくと、災害時の情報収集に使いやすいです。

草加市防災気象情報発信サイト

市内の雨量や風などの防災気象情報を確認できます。現在の状況だけでなく、気象庁の警報や注意報とあわせて確認してください。

避難所開設状況

台風や大雨の際に開設される避難所は、そのときの状況によって変わります。過去の情報ではなく、災害発生時の市公式ページで確認してください。

河川カメラと河川水位情報

河川の水位やカメラ映像を確認できます。ただし、映像を確認するために自分で川へ近づくのは危険です。必ずウェブ上で確認してください。

交通機関への影響は早めに確認を

台風接近時は、路面冠水や倒木、強風などにより、東武スカイツリーラインをはじめとした鉄道やバスに運休・遅延が出ることがあります。通勤・通学の前には、各交通事業者の最新情報を確認してから動くほうが安心です。

東武鉄道の運行情報は公式サイト、路線バスは各社の運行情報サービスで確認できます。過去の検索結果やSNS投稿だけで判断せず、利用する時点の公式情報を確認してください。

次の大雨に備えて今できること

2026年の台風6号に伴う草加市の災害対応は終了しました。ただ、浸水センサ、ハザードマップ、垂直避難の考え方は、次の台風や集中豪雨でも役立ちます。

今できることとして、草加お知らせメールへの登録と、草加市のハザードマップで自宅周辺の浸水リスクや浸水継続時間を確認しておくのがおすすめです。自宅の2階へ移動するのか、親戚・知人宅へ行くのか、避難所へ移動するのかを家族で決めておくと、急な大雨の際にも判断しやすくなります。

車で市内を動くことが多いわたしにとって、道路の冠水状況は他人事ではない。浸水センサのページをブックマークに入れておくのは、今後の台風や大雨でも使えると思っています。

災害時の情報は刻々と変わります。草加市の公式情報を軸に、気象庁や交通事業者の情報もあわせながら、無理に外へ出ず、安全を優先して行動しましょう。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

「ソカリズム」編集長・ヨシ

草加市在住のヨシです。地域情報メディア『ソカリズム』で、地域で暮らす人に役立つ情報を発信しています。

注目記事

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次