草加市で保育園を考え始めると、毎月いくら払うのかが気になります。世帯の年収で決まるのか、住民税で決まるのか、わたしもそこで一度手が止まりました。
地域の暮らしを扱うメディア『ソカリズム』でエリアを担当しているヨシです。お金の話は、金額より先に「何を見て決まるのか」から確かめるようにしています。
保育料の決まり方、無償化との線引き、副食費や延長保育料といった別のお金の順に並べていきます。
草加市の保育料はどこで確認できるか
保育料は、市のホームページにある「保育所等の利用者負担額(2号・3号認定)」のページに表の形で出ています。担当は草加市役所3階のこども未来部保育課です。
まとめサイトの金額を見て安心しかけたことがあるのですが、更新日が古いこともある。数字は市のページで見直すようにしています。
電話で確かめたいときは保育課の048-922-1491へ。平日の日中につながる窓口です。
保育料の金額を決める二つの要素
草加市の保育料は、保護者(父母等)の市区町村民税額と、子どもの年齢クラスの組み合わせで決まります。世帯年収そのものを当てはめる仕組みではありません。
0歳から2歳児クラスは階層区分ごとに金額が分かれ、3歳から5歳児クラスは無償化の対象になります。ここを取り違えると、見る表を間違えます。
- 利用者負担額
-
保育料の正式な呼び方で、市の表ではこの言葉が使われています。
- 階層区分
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市区町村民税の額でAからD19まで区切られた段のことです。
0歳から2歳児クラスの場合、非課税の世帯は0円、いちばん上の階層で月額76,000円という幅があります。同じ草加市でも家庭ごとに差が出るところ。
住民税の所得割額と保育料の関係
階層を分けているのは、父と母の市区町村民税所得割額を合計した金額です。父母が非課税で祖父母と同居している場合は、同居の祖父母の税額で算定されます。
先に確認しておきたいのは、ここで使う所得割額の中身です。住宅借入金控除や寄付金控除を引く前の額で見る決まりになっています。
住宅ローン控除で税額が下がったから保育料も下がる、とはならない仕組み。わたしも最初は勘違いしていました。
ヨシ控除前の額で見る、ここだけ先に押さえておくと楽です
無償化で無料になる範囲と残る費用
幼児教育・保育の無償化で無料になるのは、あくまで保育料の部分です。通園送迎費、食材料費、行事費などは実費の負担が残ります。
認可保育所や認定こども園の3歳から5歳児クラスは保育料が無償です。0歳から2歳児クラスは、住民税非課税世帯が対象という線引き。
幼稚園は月額25,700円までが無償化の上限で、超えた分は園に支払います。無償化イコール完全に無料ではありません。
副食費が免除になる世帯の条件
3歳から5歳児クラスでは、おかずやおやつにあたる副食費が別にかかります。公立保育園は月額4,500円、私立保育園や認定こども園は施設ごとの金額です。
見落としやすいのが、免除の条件が所得だけではないところです。きょうだいの数や世帯の状況でも扱いが変わります。
- 生活保護世帯と里親世帯は免除の対象
- 就学前から数えて第3子以降も対象
- 年収360万円未満相当の世帯も対象
年収360万円未満相当というのは、市町村民税所得割額が57,700円未満という基準です。ひとり親世帯や障がい者のいる世帯では77,101円未満で判定されます。
延長保育料は園ごとに確かめる
延長保育料は保育料の表には載っておらず、園の開所時間と合わせて見ることになります。公立保育園では保育料の10パーセント、月最大3,000円という形です。
さらに遅い時間の再延長になると、園にその日支払う園もあります。金額も時間帯も園ごとに違う部分。
わたしは市内を車で回る仕事なので、帰る時間が読みにくい日があります。お迎えが延びる日があるなら、延長の時間帯だけでも先に聞いておくと安心ですよ。
九月に保育料が切り替わる理由
草加市の保育料は年に2回決まります。4月から8月までは前年度の市区町村民税額、9月から翌年3月までは当年度の市区町村民税額が使われます。
収入が増えた年があると、9月から金額が上がることがあります。逆に下がる年もある。年度の途中で変わるのは、この切り替えが理由です。
| 保育料の期間 | 算定に使う税額 |
|---|---|
| 令和8年4月から8月 | 令和7年度の市区町村民税額 |
| 令和8年9月から令和9年3月 | 令和8年度の市区町村民税額 |
世帯の状況が変わったときの届出
転居、結婚、離婚などで世帯構成が変わると、保育料や副食費の扱いが変わることがあります。変わったときは保育課と園の両方に申し出る流れです。
届出による変更は、原則として書類が受理された月の翌月から反映されます。さかのぼっての変更はされません。
勤務先の倒産や解雇で収入が大きく減った場合は、再算定の相談ができます。自己都合の退職は対象外という線引きです。
施設の区分で費用が変わる場面
同じ「保育施設」でも、認可保育所、認定こども園、認可外では費用の仕組みが違います。認可外は保育料をいったん支払い、あとから還付を受ける形です。
還付の上限は、新2号認定で月額37,000円、新3号認定で月額42,000円。事前に認定を受けていないと還付されません。
一時預かりは時間あたりの料金で、園によって600円から1,000円ほどの幅があります。月々の保育料とは別のお財布として見ておくと、あとで驚かずに済みます。
公式情報を確かめるときの手順
調べる順番を決めておくと、迷う時間が短くなります。わたしは表の階層を見る前に、自分の家がどの税額を使う年度なのかから確かめています。
父母それぞれの市区町村民税所得割額を控除前の額で確かめます。
合計額がどの階層に入るかを、年齢クラスの列で見ていきます。
副食費や延長保育料、用品費は候補の園へ直接確認します。
制度や金額は年度で見直されることがあります。申し込みの前に、市のページの更新日も一緒に見ておくと安心です。
保育料調べでつまずきやすい点
よく迷うのが、他の市の表を見て自分の家の金額だと思ってしまう場面です。階層の区切りも金額も自治体ごとに違います。
市区町村民税が未申告だったり、算定資料を出していなかったりすると、保育料はいったん最高額に設定されます。あとから直せても、その月の引き落としは重い。
軽減の制度も、届け出て初めて適用されます。多子世帯やひとり親世帯の軽減は、当てはまりそうなら早めに保育課へ相談するのがよさそうだと思います。
保育料で迷っているみなさんへ
今日できることがあるとすれば、課税証明書か給与明細を一枚だけ探しておくことです。所得割額の欄が分かれば、市の表のどの段を見ればいいかが決まります。
わたしも費用の話は後回しにしがちでしたが、数字の出どころが分かった日に気持ちが少し軽くなりました。金額そのものより、決まり方が見えたことのほうが大きかった気がします。
週末に一度だけ、保育料の表と気になる園の副食費をメモに並べてみてください。家計の見通しが立って、園選びを楽しめる時間になったらうれしいです。












