【草加市】太陽光・蓄電池の補助金は誰が対象|申請前に見る条件と流れ

太陽光パネルや蓄電池の設置を考えていて、「補助金があるらしいけど、今年はどうなんだろう」と思っていた方も多いと思います。草加市の補助金、今年度も受付がはじまっています。

地域情報メディア『ソカリズム』のエリア担当ライター、ヨシです。わたしは市内で施工管理の仕事をしていて、設備の設置工事や申請まわりの流れは仕事柄よく見ています。今回はその目線から、草加市民の方が気になりそうな点を順番に整理しました。

対象になる設備が昨年から変わっているので、そこから確認しておくと話が早いです。申請のタイミングにも注意が必要で、この記事では「工事前に動く」という流れを中心に説明しています。

目次

令和8年度、対象になる設備は4種類

今年度の補助対象は、太陽光発電システム・燃料電池給湯器(エネファーム)・定置型家庭用蓄電池・V2H(電気自動車等充給電設備)の4種類です。交付額はいずれも一件につき5万円。設備の種類で金額は変わりません。

昨年度と比べると、HEMSの設置・雨水貯留施設の設置・次世代自動車の購入が対象から外れています。「去年の情報で調べていた」という方は、もう一度確認しておくほうがいいです。

受付期間と予算の残り状況を見ておく

受付期間は令和8年4月1日から12月28日まで。予算の総額は1,000万円で、予算に達した時点で受付終了になります。

令和8年6月1日時点の申請状況を見ると、申請件数は37件、執行見込額は185万円。残り件数は174件と出ています。まだ余裕はありますが、夏以降に向けて設置工事の相談が増えるとペースが上がることもあります。

誰が対象になるのか、まず確認したい点

補助を受けるには、いくつか前提となる条件があります。ざっくり言うと「草加市民で市税を完納していること」と「自分が住む家に設置すること」が基本です。

  • 申請時に市税を完納していること(延滞金や分納は不可)
  • 実績報告書の提出時に草加市内に居住し、住民基本台帳に記載されていること
  • 自分が住む一般家庭に設置・使用するものが対象(店舗や事業用は対象外)
  • 過去に同じ設備で補助を受けていないこと

申請時点では市外在住でも、実績報告の時点で市内に住んでいれば対象になります。転居のタイミングと重なりそうな方は、余裕を持って動く必要があります。

「工事前に申請」という順番は絶対に守る

この補助金でいちばん気をつけたい点はここです。工事が終わってから申請しても、対象になりません。必ず購入・設置工事の前に申請書を市に提出して、交付決定通知を受け取ってから工事に入る流れです。

施工の現場でも「補助金の申請はした方がいいのか」と聞かれることがありますが、工事の日程が先に決まっていると間に合わないことがある。交付決定の審査には10〜14日ほどかかるので、工事の予定が決まったらすぐに動く必要があります。

ヨシ

工事の日程より先に申請を出さないと間に合わないから、そこだけ早めに

申請から補助金を受け取るまでの流れ

申請の流れは決まっているので、順番に沿って動けば迷いにくいです。

STEP
交付申請書を提出(工事前)

見積書・設置見取り図・カタログ等を添付して、窓口または郵送で提出します。原則として窓口申請ですが、郵送でも受け付けています。

STEP
交付決定通知を受け取る(10〜14日後)

市が審査し、要件に合致すれば交付決定の通知が届きます。この通知を受け取ってから、工事の発注・着工に進んでください。

STEP
購入・工事完了(令和9年3月10日まで)

工事が終わったら、実績報告書と必要書類を揃えて提出します。太陽光の場合は電力会社との接続契約書類も必要です。

STEP
補助金の交付(口座振込)

交付額確定後、交付請求書を提出すると概ね2週間〜1か月で振り込まれます。振り込み時の通知はないので、通帳記帳で確認する形です。

太陽光発電の申請で見落としやすい書類

実績報告のときに書類が足りなくて困るケースが過去にも出ているようです。特に太陽光発電の設置では、電力会社との接続契約に関する書類が間に合わないことがあると、市の案内にも書かれています。

申請時に必要なもの

設置見取り図・見積書の写し・カタログ等の写し(太陽電池モジュールとパワーコンディショナ両方が必要)

実績報告時に必要なもの(太陽光)

領収書の写し・設置状況の写真(パネルとパワーコンディショナの両方)・電力会社との接続契約が確認できる書類・エコライフチェックシート

実績報告時に必要なもの(その他設備)

領収書の写し・設置状況の写真(機種と設置場所が分かるもの遠景と近景)・エコライフチェックシート

パワーコンディショナのカタログが抜けているケースも多いと書かれています。申請書類を作るときは、両方の機器の仕様書を手元に揃えておくと安心です。

国や県の補助金と一緒に使えるか確認が必要

この補助金は国の交付金を活用した制度で、国や埼玉県が交付する補助金と併用できない場合があります。複数の補助金を組み合わせようとしている場合は、それぞれの窓口に確認が必要です。

埼玉県でも太陽光や蓄電池関連の補助制度があるので、どれと重ねられるかは事前に整理しておくほうがいい。見積もりを取る段階から、施工業者に相談しながら確認していくのが現実的です。

各設備の補助条件を数字で確認する

設備ごとに満たすべき要件が決まっています。特に太陽光発電は出力の上限があるので、設置予定の規模が条件に合うか確認しておくと話が早いです。

設備主な条件
太陽光発電システム1kW以上10kW未満(モジュールまたはパワーコンディショナの出力)・余剰買取のみ対象
燃料電池給湯器(エネファーム)都市ガスやLPガスから水素を取り出して発電し、排熱を給湯に使うシステムであること
定置型家庭用蓄電池繰り返し充放電できる固定設置型のもの(ポータブル電源・蓄電池は対象外)
V2H電気自動車等の蓄電池から電力を取り出し、住宅の分電盤を通じて使用できる設備

10kW以上で全量買取を予定している場合は対象外になります。自家消費を前提とした余剰買取の設置が対象です。

今週末にできることから動ける

まず草加市の公式ページから申請書類をダウンロードして、中身を一度見ておくだけでも準備の感覚がつかめます。見積もりを取る前に必要書類を把握しておくと、業者への確認もしやすくなります。問い合わせ先は草加市役所の環境課(電話048-922-1519)です。

わたし自身も仕事で施工スケジュールに関わることがあるのですが、補助金の申請はどうしても後回しにしがちで、結果的に間に合わなかったという話をたまに聞きます。工事の予定が動き出してからでは、審査の10〜14日が思った以上に短く感じることがある。

設置を検討中であれば、まず書類を見ながら自分の状況に合うか確認してみてください。予算に余裕がある今のうちに動けると、焦らずに進めやすいですよ。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

「ソカリズム」編集長・ヨシ

草加市在住のヨシです。地域情報メディア『ソカリズム』で、地域で暮らす人に役立つ情報を発信しています。

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